SYNC PANE ENTRIES EVAL
SYNC PANE ENTRIES SENT
SYNC PANE VALUES SENT
SYNC PANE EXPIRE TIME

同期サイクルが何らかの理由によって中断した場合、同期ポイントにより、中断した正確なポイントで同期サイクルを回復することができます。同期サイクルは、同期処理中、エラーのために中断される場合があります。ディレクトリエージェントは、別のサーバからの要求を処理するために意図的に同期サイクルを中断し、その後中断されたサイクルを継続することもあります。

デフォルトでは、Novell eDirectory 8.6から8.7までのバージョンでは、ディレクトリエージェントは自動的に同期サイクルを中断しません。そのかわり、同期ポイントは通信障害またはその他のエラーのイベントのみに利用されます。上の4つの環境設定パラメータは、限定された作業ユニットの指定によって同期アクションを設定するために導入されました。

[SYNC PANE ENTRIES EVAL] エントリの最大数を指定して、エントリが送信に変わったかどうかの判断を評価します。サポートされている値を次に示します。

1 (最小)以上
-1 (最大。上限なし。デフォルト値)

SYNC PANE ENTRIES SENT]で、更新されたエントリの最大数を指定して、1つの同期ウィンドウ(Sync Pane)内の対象先レプリカに送信します。サポートされている値を次に示します。

30 (最小)以上
-1 (最大。上限なし。デフォルト値)

SYNC PANE VALUES SENT]エントリの最大数を指定して、同期ウィンドウ(Sync Pane)内の対象先レプリカに送信します。サポートされている値を次に示します。

1 (最小)以上
-1 (最大。上限なし。デフォルト値)

SYNC PANE EXPIRE TIME]で、同期に費やす最大秒数を指定します。サポートされている値を次に示します。

1 (最小)以上
-1 (最大。上限なし。デフォルト値)

これらの環境設定パラメータでデフォルト値を指定すると、エラーの場合を除き、同期サイクルは中断されません。現在は、これらの環境設定パラメータを変更することは、実験の目的を除いてはお勧めできません。生産システムで、これらの環境設定パラメータを使用して同期アクションのデフォルトを変更することは、現在お勧めできません。

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