このページでは、さまざまなクエリオプションおよびフィルタに基づいてオブジェクトを検索できます。検索クエリオプションおよびフィルタは、基本フォームとカスタムフォームという2つのレベルの検索要求フォームに分けられます。基本検索要求フォームは、eDirectory™の一般ユーザ向けであり、基本的な検索に使用します。高度な検索要求フォームは、上級ユーザ向けであり、複雑な検索に使用します。現時点では、サーバレベルの検索のみがサポートされています。
4つのセクション内の検索オプションおよび検索フィルタは、すべて結合可能です。空白フィールド(相対識別名を除く)は無視されます。<Ctrl>キーを使用して、マルチリスト上でアイテムを選択解除したり、複数のアイテムを選択することができます。選択解除したマルチリストも無視されます。
スコープオプション
検索の対象となるスコープを指定します。
ベースオブジェクト
検索対象にするベースオブジェクトです。メニューから項目を1つ選択します。詳細フォームのテキストフィールドに、オブジェクトの識別名を入力することもできます。現在のサーバ上のすべてのパーティションルートがメニューに表示されます。相対スコープ
ベースオブジェクトに関連する検索スコープです。ベース
ベースオブジェクト自体です。サブオーディネイト
ベースオブジェクトの子です。パーティション
パーティション境界です。サブツリー
ツリーの最下部です。外部参照を含む(高度な検索)
検索結果に外部参照を含めます。このオプションは、ユーザがスーパバイザ権を持つ場合にだけ表示されます。
エントリフィルタ
エントリ情報に関連する検索クエリフィルタを指定します。
相対識別名
検索対象オブジェクトの相対識別名(RDN)です。「*」はワイルドカードです。「*」を検索の対象とする場合は、「\」でエスケープします。注意: 空の文字列は有効なRDNです。
ベースクラス
検索対象オブジェクトのベースクラスです。オブジェクトクラス(高度な検索)
検索対象オブジェクトのオブジェクトクラスの論理式です。式の中にクラス名がある場合、検索するオブジェクトはそのクラスのオブジェクトであることが必要です。論理演算子の適用により、オブジェクトクラスフィルタ全体が計算されます。テキストフィールドの下のアイテムを使用すると、論理式を簡単に作成できます。フラグの存在(基本検索)
フォームを簡潔にするため、メニューにはエントリフラグが3つだけ表示されます。選択したエントリフラグは、検索するオブジェクトに存在する必要があります。選択解除したエントリフラグは、存在してもしなくてもかまいません。フラグの存在(高度な検索)
エントリフラグの論理式を指定します。式の中にエントリフラグ名がある場合、検索するオブジェクトにそのエントリフラグが存在する必要があります。論理演算子の適用により、エントリフラグフィルタ全体が計算されます。たとえば、「Container AND NOT Partition Root」という式は、検索するオブジェクトがコンテナであり、パーティションルートではないということを指定します。テキストフィールドの下のアイテムを使用すると、論理式を簡単に作成できます。論理式の中にエントリフラグがない場合、フラグは検索するオブジェクトに存在してもしなくてもかまいません。タイムスタンプ(高度な検索)
エントリのタイムスタンプを比較するクエリフィルタです。前にあるチェックボックスをオンまたはオフにして、このフィルタを含めたり除外したりできます。次の比較があります。「>」--より大きい、「<」--より小さい、および「=」--等しい。タイムスタンプは、作成タイムスタンプまたは変更タイムスタンプのいずれかです。タイムスタンプの値には、時刻、レプリカ番号、およびイベント番号が含まれています。指定する時刻は、選択したタイムゾーン内の時刻です。
属性と値のフィルタ
属性と値に関連する検索クエリフィルタを指定します。
属性の存在(基本検索)
検索対象オブジェクトに存在する属性のリストです。個々の属性は「;」で区切られます。リストに入力するか、次のメニューから選択します。属性オペレータ(基本検索)
上記項目で指定した属性間の演算です。すべての属性が、検索するすべてのオブジェクトに存在する必要がある場合は、ANDをクリックします。少なくとも1つの属性が存在する必要がある場合は、ORをクリックします。属性の存在(高度な検索)
検索対象オブジェクトに存在する属性の論理式です。機能は他の論理式と同様です。フラグの存在(高度な検索)
検索対象オブジェクトの値フラグの論理式です。エントリフラグフィルタと同様の機能があります。タイムスタンプ(高度な検索)
値のタイムスタンプを比較するクエリフィルタです。エントリタイムスタンプフィルタと同様の機能があります。
表示オプション
検索結果の表示形式を制御するオプションを指定します。
オブジェクト名を表示(高度な検索)
オブジェクト名のみをエントリ情報のサマリと共に表示します。これは、検索結果のデフォルトの表示形式です。オブジェクトおよび属性の名前を表示(高度な検索)
オブジェクト名をエントリ情報のサマリと共に表示し、検索対象オブジェクトの属性名も表示します。オブジェクトおよび属性の名前と値を表示(高度な検索)
オブジェクト名をエントリ情報のサマリと共に表示し、検索対象オブジェクトの属性名も表示します。さらに、属性の値も表示します。表示属性(高度な検索)
表示する属性のリストです。基本フォームの[属性の存在]フィルタと同じ方法でリストを指定します。空のリストを使用すると、すべての属性が表示されます。
検索要求フォームの一番下にある[ヘルプ]ボタンをクリックすると、そのフォームに関連する簡単なヘルプ情報が表示されます。簡単なヘルプ情報を消すには、[再ロード]または[リフレッシュ]をクリックします。
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