この常時設定パラメータは、通信に信頼性がないか、または通信速度が極端に遅い場合に、管理者がタイムアウト要求に必要な時間を小さくするためのものとしてネットワークに導入されました。あるディレクトリサービスエージェントから別のディレクトリサービスエージェントに要求が送信されると、送信側は「Request In Progress」(RIP)メッセージが返されるのを想定して、要求を時々再送信します。
TP MAX RIPSは、タイムアウトになるまでに許容する最大RIP数を指定し、タイムアウトになるとそのアドレスを不正アドレスキャッシュに格納します。サポートされている値を次に示します。
20 (最小)以上
256 (デフォルト)
2000 (最大)