このページでは、同期情報、エージェントプロセスのステータス、データベースが認識しているサーバの合計数など、eDirectoryサーバのヘルスを表示できます。
iMonitorにある情報のすべては、ユーザの識別情報に基づいたものです。サーバで発生しているイベントは、直ちにiMonitorの情報に反映されます。
エージェント同期の概要
現在のレプリカの数およびタイプと、同期に成功してからの経過時間を一覧表示します。レプリカタイプごとのエラー数も表示します。
[エージェント同期の概要]が表示されない場合、ユーザの識別情報に基づいて表示できるレプリカがないことを示します。
最も前に完了した同期
このサーバから個々のパーティションにあるすべてのレプリカが最後に同期できたときからの経過時間が表示されます。最大リングデルタ
リング内にあるすべてのレプリカに対して正常に同期できない可能性があるデータの量を表示します。たとえば、ユーザが30分前にログインスクリプトを変更した場合、最大リングデルタが45分であると、ユーザのログインが正常に同期されていない可能性があります。そのため、ユーザがログインを試みると、前のログインスクリプトが実行される可能性があります。ユーザが45分以上前にログインスクリプトを変更している場合は、どのレプリカからでも新しいログインスクリプトを利用することができます。[最大リングデルタ]に[不明]と表示される場合は、遷移同期ベクトルが不整合であることを意味します。この場合、レプリカ/パーティション操作が実行中であるなどの問題により最大リングデルタを計算できません。
データベースで認識されているサーバ合計
データベースが認識しているサーバの種類と数を一覧表示します。すべてのサーバを表示することも、パーティションのレプリカリング内のサーバだけを表示することもできます。
稼働中
最後に通信しようとしたときに稼動していたサーバの数をリスト表示します。停止中
最後に通信しようとしたときに停止していたサーバの数をリスト表示します。NDSは、次の30分間はサーバとの通信を試みません。30分たつと、必要に応じてサーバと通信を行います。不明
現在のデータベースの作成以降、通信していないサーバの数を一覧表示します。eDirectoryは現在、これらのサーバの通信状態を認識していません。
エージェントプロセスステータス合計
[リンバ]、[同期化]、または[破損通知]などのバックグラウンドプロセス中に発生したエラーの数を合計して表示します。エラーが発生すると、ステータスレコードがデータベースに書き込まれます。各処理では、実行ごとに最大100個のエントリが記録されます。処理を実行するたびに、以前のエントリがクリアされて新しいエントリが記録できるようになります。
NetIQの商標については、http://www.netiq.com/company/legal/を参照してください。