このタスクにより、サーバの状態を検証し、システムが機能を設定する準備ができているかどうかを確認します。
事前確認動作の一環として、ヘルスチェックを実行してシステムの状態を検証し、システムが操作できない状態にならないようにします。システムの状態を検証しないと、システムで回復できないエラーが発生するおそれがあります。したがって、ヘルスチェックは非常に重要です。
ヘルスチェックでは、次の操作が実行されます。
インストールのために重要なサービス(Kerberos、Samba、NMBサービスなど)がリモートサーバで実行されていることを確認します。
DNSサーバとして設定されているサーバでDNSサービスがアクティブになっていることを確認します。
レプリカリングを構成するすべてのサーバがアクティブになっていて、サーバ間で時刻が同期されていることを確認します。
インストールが完了したサーバのeDirectoryのバージョンが8.8 SP2以降であることを確認します。
Name-Mappedインストールシナリオでは、サーバに既存のDSfW固有のオブジェクトが含まれているかどうかが確認されます。
リモートサーバでパージを行い、削除済みオブジェクトを消去します。
詳細については、「 保証と著作権.