このページでは、レプリカの同期ステータスを表示できます。このページにあるリンク、および左側のナビゲーションバーにあるリンクを使用して、他のパーティションにアクセスしたり、レプリカリング内でジャンプすることができます。
パーティション同期ステータス
パーティション
パーティションのオブジェクト詳細情報へのリンクです。
最終同期日時
このサーバーから個々のパーティションにあるすべてのレプリカが最後に同期できたときからの経過時間が表示されます。最大リングデルタ
リング内にあるすべてのレプリカに対して同期できない可能性があるデータ量を表示します。たとえば、ユーザが30分前以降にログインスクリプトを変更した場合、最大リングデルタが45分である場合、ユーザのログインが正常に同期されていない可能性があります。そのため、ユーザがログインを試みると、前のログインスクリプトが実行される可能性があります。ユーザが45分以上前にログインスクリプトを変更している場合は、どのレプリカからでも新しいログインスクリプトを利用することができます。[最大リングデルタ]に[不明]と表示される場合は、遷移同期ベクトルが不整合であることを意味します。この場合、レプリカ/パーティション操作が実行中であるなどの問題により最大リングデルタを計算できません。
レプリカの破損しやすいデータデルタ
パーティションのレプリカの作成がまだ正常に終了しておらず、サーバが即時にダウンした場合にパーティションが失われる可能性がある、パーティション上のデータ量をリスト表示します。
レプリカステータス
サーバ、レプリカステータス、レプリカ番号、最終同期日時、およびレプリカの送信デルタと受信デルタをリスト表示します。
サーバ
パーティションのレプリカタイプおよびそれらが保存されているサーバをリスト表示します。各サーバのオブジェクト詳細情報へもリンクできます。レプリカステータス
レプリカのパーティション操作の、現在のステータスをリスト表示します。
- 日付. 現在実行中の操作はありません。
- 新規.
- 結合/分割。マージが実行中です。
レプリカ番号
レプリカの固有の識別子をリスト表示します。番号は作成時に割り当てられます。最終同期日時
サーバ上でレプリカが正常に同期された日時をリスト表示します。デルタの送信
まだ別のサーバにレプリカが作成されていないデータの量をリスト表示します。デルタの受信
別のサーバからの受信待ちデータの量をリスト表示します。最終同期試行日時
最後の同期が試行された時刻を示します。
エラーが発生した場合にのみ、このフィールドが表示されます。エラーディレクション
エラーが発生したディレクションを示します。インバウンド同期またはアウトバンド同期のいずれかになります。
エラーが発生した場合にのみ、このフィールドが表示されます。暗号化状態
現在接続されているレプリカからのリンクが暗号化されているかどうかを表示します。
この機能はNetWareでは使用できません。
基本的に、暗号化複製(ER)には次の3つのシナリオがあります。
- パーティションレベルでERが有効 - 現在接続しているレプリカの[暗号化状態]が有効になっている場合です。
どのレプリカに接続しているかを確認するには、レプリカフレームでハイパーリンクが付いていないレプリカを探します。そのレプリカが、現在接続しているレプリカです。他のレプリカを参照すると、そのレプリカの[暗号化状態]も[使用可能]と表示されます。- レプリカレベルでERが有効 - 特定のレプリカからすべてのレプリカに対してERが有効になっている場合です。この場合は、そのレプリカに接続すると、レプリカの[暗号化状態]が[使用可能]と表示されます。
- 特定の組み合わせのレプリカでERが有効または無効になっている - パーティション全体でERが有効になっていますが、選択された一部のサーバでERが有効になっていません。その逆の場合もあります。
たとえば、3つのレプリカを含むパーティションAでERが有効に設定されていて、レプリカ1とレプリカ3の間のERが無効に設定されている場合、レプリカ1に接続すると、[暗号化状態]は次のように表示されます。
Server 1使用可能
Server 2
Server 3使用不可
これは、Server 1からレプリカリング内のすべてのサーバへのERは有効であるが、Server 1からServer 3へのERは管理者によって無効にされていることを意味します。同期エラー
エラー番号を表示します。
エラーが発生した場合にのみ、このフィールドが表示されます。エントリ、エントリID
エラーが発生したときに同期中だったエントリとエントリIDを表示します。
エラーが発生した場合にのみ、このフィールドが表示されます。