ツリービューを使用すると、ディレクトリツリーの外観をConsoleOneと同様にブラウズすることができます。ツリービューでは、ナビゲーションフレームおよびコンテンツフレームの両方を使用して機能を提供します。
ナビゲーションフレームでは、使い慣れたConsoleOneの形式でディレクトリ構造が表示されます。ナビゲーションフレームには、ボリューム(ファイルシステム)オブジェクトを含むコンテナオブジェクトが表示されます。プラス[+]とマイナス[-]のアイコンをクリックしてコンテナオブジェクトの展開や折りたたみを行い、ディレクトリツリーをブラウズします。デフォルトでは、ナビゲーションフレームにはコンテナごとに最大100個のサブオーディネートオブジェクトが表示されますが、この設定は[初期設定]>[オブジェクトビュー]>[ナビゲーションペイン(左側)]で変更できます。
ナビゲーションフレーム内のコンテナオブジェクトを選択して、コンテンツ内のサブオーディネートオブジェクトをコンテンツフレームに表示します。コンテンツフレームは、ディレクトリオブジェクトを実際に操作する場所です。コンテンツフレームには、さまざまなアクションから選択できるアクションのヘッダがあります。
パンくず機能: コンテンツフレームの上部にあるパンくず機能を使用すると、現在のコンテキスト内のコンテナに沿って戻ることができます。
タイトルバー: 現在選択されているコンテナオブジェクトの名前を表示します。このコンテナのプロパティを編集するには、鉛筆アイコンをクリックします。
オブジェクトリストヘッダ: オブジェクトリストヘッダを使用すると、次の項目にアクセスできます。
- メニューバー: 実行可能なアクションに関連するオブジェクトへのアクセスを提供します。指定できる値は、次のとおりです。
- 新規: 「作成」タスクのドロップダウンメニューが開きます。
- 編集: 選択したオブジェクトのプロパティブックが開かれ、その属性を変更することができます。同じタイプのオブジェクトを複数選択すると、すべてのオブジェクトに同じ値を設定できます。編集するオブジェクトを選択するには、オブジェクトリストで、編集するオブジェクトのチェックボックスをオンにします。
- 削除: 選択したオブジェクトを削除します。編集するオブジェクトを選択するには、オブジェクトリストで、編集するオブジェクトのチェックボックスをオンにします。
- アクション: 選択したオブジェクトについてサポートされているタスクのドロップダウンメニューが開きます。タスクを実行するには、ドロップダウンメニューからタスクを選択して、必要な情報を入力します。
注意: RBSを設定している場合は、割り当てられた役割のタスクのみが[アクション]メニューに表示されます。- オブジェクト数: メニューバーの右側にあるツリービューに、現在のページ内のオブジェクトの数と、選択したコンテナ内のオブジェクトの総数が表示されます。
- ソート: オブジェクトリストのすぐ上には、[名前]列のヘッダとソートアイコンが表示されています。これらのいずれかをクリックすると、オブジェクトのソート方法が、アルファベットの昇順と降順とで切り替わります。
- フィルタ定義: ヘッダの右側の、[オブジェクト数]の下に、オブジェクトフィルタアイコンがあります。このアイコンを選択すると、オブジェクトリストに表示されるオブジェクトを制限するフィルタを作成できます。必要に応じて、オブジェクトタイプおよびオブジェクト名をフィルタすることができます。
定義したフィルタに関係なくコンテナオブジェクトを表示するには、[コンテナをすべて表示]を選択します。
[高度なフィルタ]を選択して[高度なフィルタ]ダイアログボックスを開き、ほぼすべての属性タイプに基づくフィルタを作成します。オブジェクトリスト: コンテンツフレームのオブジェクトリストには、ナビゲーションフレームで現在選択されているコンテナ内のすべてのオブジェクトが表示されます。デフォルトでは、コンテンツフレームにはコンテナごとに最大100のサブオーディネートオブジェクトが表示されますが、この設定は[初期設定]>[オブジェクトビュー]>[ツリーコンテンツペイン(右側)]で変更できます。
あるオブジェクトに対するアクションを実行するには、オブジェクトのチェックボックスをオンにし、オブジェクトリストヘッダからアクションを選択します。現在参照中のコンテナでアクションを実行するには、(現在レベルの)オブジェクトを選択します。
あるレベルから親コンテナに移動するには、二重ピリオドのオブジェクトを選択します。
重要: ツリービューでは、オブジェクトリスト内の複数のページにわたるオブジェクトを選択することはできません。この操作が必要な場合は、オブジェクトビューの[参照]タブを使用して複数のオブジェクトのアクションを実行します。
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